公益財団法人川喜多記念映画文化財団

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川喜多賞

第2回川喜多賞
黒澤 明氏 映画監督


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●選考理由
今更いうまでもなく、黒澤明氏は同氏の監督された「羅生門」の1951年ヴェネチア国際映画祭におけるグランプリ受賞によって、日本映画の国際進出に画期的な新ページを開いて以来、1980年カンヌ国際映画祭における「影武者」のグランプリ受賞に至るまで、同氏の監督による名作の数々は日本映画の声価を世界に高めるとともに、日本文化の理解、普及に大きな功績を残してこられました。これを讃えて、ここに第2回川喜多賞を贈呈することに決定した次第であります。

      

贈賞式の模様(1984年3月22日)


今日出海・名誉会長(当時・右)より賞状を受け取られる黒澤氏


川喜多かしこ前理事長と黒澤氏



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