公益財団法人川喜多記念映画文化財団
千代田区一番町18番地 川喜多メモリアルビル
第41回川喜多賞
是枝 裕和氏 映画監督
是枝裕和氏 |
第41回川喜多賞贈賞式は、7月27日(木) 東京會舘にて行われました。
初の長編劇映画『幻の光』で国内外から高い評価を得た後、ドキュメンタリーで培った独自の演出は『誰も知らない』でカンヌ国際映画祭での柳楽優弥の男優賞受賞をもたらした。今日の社会の重い主題をとりあげ、深い観察眼に基づきドラマを構築するその作風は、『そして父になる』での多くの映画賞受賞、『万引き家族』でのカンヌ国際映画祭パルム・ドール受賞につながっている。映画界の様々な問題に対する積極的な活動も含め、現在日本を代表する監督の一人として国際的にも重きをなす存在である。これまでの功績と、またこれからのさらなる活躍を期待し、川喜多賞をお贈りいたします。
是枝監督スピーチ | 本賞の宝塔贈呈 |