公益財団法人川喜多記念映画文化財団
千代田区一番町18番地 川喜多メモリアルビル
第30回川喜多賞
山村浩二氏 アニメーション作家
受賞の喜びを語る山村氏 |
アニメーションの独自性を一貫して追求、2002年『頭山』でアヌシー、ザグレブ、広島、2007年『カフカ 田舎医者』でオタワ、広島と世界四大アニメーション映画祭でのグランプリ受賞、2011年『マイブリッジの糸』ではカナダ国立映画制作庁(NFB)との共同制作などで、世界的な注目の的となっているアニメーション作家。
手描き、クレイ、写真によるイマジネーションの視覚化、セリフやナレーションに浪曲や狂言を導入した意表をつくテクニック、デリケートでユーモラス、シャープで斬新でありながら、観客の心を打つ表現が高く評価されている。
そのアニメーションへの徹底した献身は驚異的で、国際映画祭の審査員、国内外での講演、海外作家との交流や紹介、テレビ番組やCM制作、絵本画家、イラストレーターとしての多彩な業績も注目を呼ぶ。東京藝術大学大学院映像研究科教授、東京造形大学客員教授。
賞状を受ける山村氏 | 会の途中では、山村氏が編集された ご自身紹介のDVDを上映しました。 |